2020年10月16日

「KOさくらぎ蛍雪M」のものがたり5

日本語書体「さくらぎ蛍雪」の誕生

「KOさくらぎ蛍雪M」は、「KOまどか蛍雪M」「KOはなぶさ蛍雪M」とともに、2006年3月に発売した。欧字書体は K.E.Virgo-Medium ではなく、K.E.Taurus Medium と組み合わせた。
「和字スクールブック、清朝体、オールドローマン」の組み合わせを基本としている。清朝体は、清代の木版印刷字様なので、和字書体は明治期以降の教科書に用いられた楷書体と組み合わされた「和字スクールブック」のカテゴリーと合っていると思う。
「さくらぎ」のほかに、「和字オールドスタイル」カテゴリーに属する「はなぶさ」、「まどか」との組み合わせを考えた。いずれも「和字書体三十六景」に含まれている。「まどか」はもともと楷書活字と組み合わされていた。「はなぶさ」は近代明朝体と組み合わされていたが、清朝体との相性がいいと思われる。ほかに「まなぶ」や「しおり」と組み合わせてもいいだろう。

KOまなぶ蛍雪M★
KOさくらぎ蛍雪M
KOしおり蛍雪M★
KOはなぶさ蛍雪M
KOまどか蛍雪M
KOふみて蛍雪M★
(★印は未発売)