第１場 「ゆきぐみ重陽」「つきぐみ月光」「はなぐみ花信」
『タイプフェイスデザイン漫遊』で発表した「欣喜楷書」「欣喜行書」「欣喜隷書」は、「いぬまる吉備楷書」「きじまる吉備行書」「さるまる吉備隷書」として継承している。
「ゆきぐみ重陽」「つきぐみ月光」は、リョービイマジクスから発売されている「花蓮華」「花牡丹」のカバーである。これに「はなぐみ花信」を加えた。漢字書体名の「重陽」は五節句から取った。当初は「雪衣」としていたが、他に「蛍雪」という書体があるため、季節外れなのだが、後述の「上巳」「端午」「七夕」に合わせて「重陽」とした。
「ゆきぐみ重陽」は和字書体「ゆきぐみノーマル」と漢字書体「重陽」に「K.E.Taurus-Medium」を組み合わせた書体である。「つきぐみ月光」は和字書体「つきぐみノーマル」と漢字書体「月光」に「K.E.Sagittarius-Medium」を組み合わせる。「はなぐみ花信」は和字書体「はなぐみノーマル」と漢字書体「花信」に、新たに「K.E.Cygnus-MediumItalic」を制作することにした。
［ゆきぐみ重陽］
［つきぐみ月光］
［はなぐみ花信］
第２場 「ゆきぐみ上巳」「つきぐみ端午」「ときわぎ七夕」
「ゆきぐみラージ」には漢字書体「上巳」と「K.E.Leo-Medium」、「つきぐみラージ」には漢字書体「端午」と欧字書体「K.E. Capricornus-Bold」を組み合わせる。それぞれ「ゆきぐみ上巳」「つきぐみ端午」と呼ぶことにする。漢字書体名の「上巳」「端午」は五節句から取った。
「ときわぎ七夕」は、和字書体「ときわぎクラシック」に漢字書体「七夕」、「K.E.Aries-Medium」を組み合わせた。リョービイマジクスから発売されている「花胡蝶」のカバーである。漢字書体名の「七夕」は五節句から取った。
［ときわぎ七夕］
［ゆきぐみ上巳］
［つきぐみ端午］
（2021年7月10日更新）
（2023年4月6日更新）
