2021年01月19日

開拓 札幌2018

2018年5月10日、「スーパー北斗5号」で札幌駅へ。札幌駅のすぐ近くにあるイメージナビ株式会社を訪ねる。

ミーティングの後、定番の観光地を巡ることにした。大通公園を抜けて札幌市役所へ向かう。札幌市役所には札幌の礎を築いた開拓判官、島義勇(しまよしたけ)の銅像があるという。受付でどこにあるか尋ねる。「それでしたら、こちらにあります」と教えてくれた。なんと玄関フロアのすぐ右手にあった。聞くまでもなかったのだ。
河 水 遠 流 山 峙 隅   河水遠くに流れて山隅にそばだつ
平 原 千 里 地 膏 腴   平原千里地は膏腴(こうゆ)
四 通 八 達 宜 開 府   四通八達宜しく府を開くべし
他 日 五 州 第 一 都   他日五州第一の都

銅像の下のプレートにはこのような漢詩が記されている。札幌に入った島義勇が札幌・円山のコタンベツの丘に登り、この地に本府を造ろうと決意した時に詠んだ詩である。情熱を持って実行に着手しようとする熱意が伝わってくるようである。
再び市街に出る。五月というのにすごく寒い。札幌観光の定番中の定番、札幌市時計台(旧札幌農学校演武場)と、赤レンガ庁舎(北海道庁旧本庁舎)を見学。多くの見学者が訪れていた。
最後に、北海道大学へ。北海道大学総合博物館を見学する。

近代の書体について欣喜堂ではつぎの3系列で試作している。
【第1系列】「日本語書体三傑」に含まれる。国名の漢字表記を書体名にしている。
美華(近代明朝体)/伯林(呉竹体)/倫敦(安竹体)
【第2系列】「日本語書体十二撰」に含まれる。五節句を書体名にしている。
上巳(近代明朝体)/端午(呉竹体)
【第3系列】「ほしくずやコレクション」
白澤明朝体/白澤呉竹体/白澤安竹体

第1系列、第2系列に対して第3系列をどう位置付けするかを考えた時、白澤明朝体は、当初参考にしていた東京築地活版製造所の五号明朝活字ではなく、例えば日活明朝体のような現代的な造形のほうが差別化できていいのではないかと思うようになってきた。

翌5月11日は、北海道開拓の村へ行く。明治初期から昭和初期までの北海道各地の歴史的建造物を移築復元し再現した野外博物館である。文化の流れを示す建造物を保存し後世に永く伝えることを目的として、1983年に開村された。
posted by 今田欣一 at 08:05| Comment(0) | 終章:「白澤」の宿望、札幌の虹 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする