2020年08月17日

「和字書体十二勝」のものがたり3

池袋コミュニティカレッジの書体制作講座をきっかけにして発足したグループ「typeKIDS」は、2009年から2017年まで、東京芸術劇場、新宿区榎町地域センターで活動してきた。2018年からは、メンバーを固定しないオープンな会「TypeKIDS Meeting」として活動を再開した。再開後の第3回が、TypeKIDS Meeting Spring 2019で、2019年4月6日(土)に開催した。
小江戸蔵里は、1875年(明治8年)に創業された旧鏡山酒造の建築物で、明治・大正・昭和の時代に建てられた酒蔵を改装したもので、国の登録有形文化財に指定されている。おみやげ処(明治蔵)、まかない処(大正蔵)、ききざけ処(昭和蔵)のみっつの蔵とともに、つどい処(展示蔵)がある。
TypeKIDS Meeting Spring 2019は、櫻井印刷所活版印刷工場の見学、小江戸川越文字散歩、そして小江戸蔵里(川越市産業観光館)つどい処展示蔵ギャラリーでの展示会へとつづくというイベントとして企画した。
会場がギャラリーということで、発売されたばかりの「和字書体十二勝」をメインにして展示した。

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