2020年09月18日

「KOきざはし金陵M」のものがたり5

日本語書体「きざはし金陵M」の誕生

「きざはし」は、2003年に「和字書体三十六景第2集」のなかの1書体として発売されていた。これに、漢字書体「金陵」、欧字書体「K.E.Taurus」を加えたのが「さきがけ龍爪M」である。漢字書体「金陵」、欧字書体「K.E.Taurus」は独立した活字書体としては発売されていない。

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TrueTypeの「KRきざはし金陵M」は、「KRさおとめ金陵M」「KRあおい金陵M」とともに、2004年7月から「robundo type cosmique」にCD版での販売を委託した。ダウンロード方式での販売はその数年後である。
このほか、「和字書体三十六景・第1集」(2002年)の「KOかもめM」や、「和字書体三十六景・第2集」(2003年)の「KOはやとM」、「和字書体三十六景・第3集」(2005年)の「KOまどかM」に、漢字書体「金陵」、欧字書体「K.E.Taurus」を組み合わせることも考えられる。
KOかもめ金陵M(★)
KOきざはし金陵M
KOさおとめ金陵M
KOあおい金陵M
KOはやと金陵M(★)
KOまどか金陵M(★)
★は未発売


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